ヴァンサンクの郷
2020年入社
山口 直生
KASEIKAI Group 医療法人嘉誠会 社会福祉法人嘉誠会
西口 真菜 Mana Nishiguchi
山本医院(2018年入社)
学生時代に、作業療法士(OT)として実習で訪問したことが、嘉誠会との出会いでした。実習中に関わった先輩社員が患者様と関わる姿が、非常に心に響き、「働くなら、絶対にここだ!」と感じ、入社を決めました。ただ単純に患者様の患部のご相談を受け治療するのではなく、具体的に「お風呂に入るときのこの動作が痛い」、「食事をするときのこの動作が、手に違和感を感じる」など患者様の普段の生活までしっかりお伺いし、それにあった治療をする姿が、理想とする作業療法士だなと感じました。
その他、介護老人保健施設やサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホームなど、さまざまな施設で働けることにも魅力だと思います。
とはいえ入職したての頃は、患者さんの機能面の評価だけを必死に追い続ける日々が続き、生活全般にまで気持ちが行き届いていませんでした。3年目を迎えた今では、少し心に余裕ができるようになり対応の仕方にも変化。毎日の食事や睡眠状態をヒアリングすることで、患者さんが抱える精神的な悩みにも気づけるようになりました。「自分が悩んでいることに気づいてくれた」。そう喜びを伝えていただくこともあり、成長したな…と感じることができています。
セラピストとして、一番重要視しているのは、患者さんの小さな変化を見逃さないこと。気づいたことは、患者さんと常に共有するように心がけています。そんな日々を積み重ねた結果、今までできなかったことができるようになった、さらには、仕事に復帰できるようになったなどの声をいただくように。「OTでよかった!」と実感しています。
嘉誠会グループでは、希望すれば、いろいろな施設を経験することができます。その上、先輩、同期を含めて相談しやすい雰囲気があり、自分の担当外であっても皆で一緒に対応を考えてくれるため一人で思い悩むこともありません。
今後は、先輩方のように、訪問や通所リハビリなど、さまざまな分野で活躍したい。そして、幅広い視点で患者さんを捉えられるようになり、一人ひとりに合ったアプローチができるセラピストになりたい。それが、将来の目標です。